見ていただいてありがとうございます。
毎食パンでも構わないほどパン好き主婦、はつがカエデです。
駅ナカに神楽坂亀井堂のパンがあったので、夫に買ってきてもらいました。
「和栗あんぱん・こしあんぱん・粒あんぱん」の3つ食べた感想をお話しします。
私の感想は「粒あんぱんは普通、和栗あんぱん・こしあんパンはおいしかった」でした。
そして疑問に思った「神楽坂亀井堂のパンなのに、製造は伊藤製パン」である理由も調査!
ついでに、神楽坂亀井堂監修のパン「亀井とろパン」についても調べてみました。
神楽坂亀井堂のパンを食べた感想


和栗あんぱん


あんのなかに栗の砕いたものがそのまま入っています。
熊本県産和栗が1.2%入っているそうです。
甘栗(天津甘栗)と和栗(日本ぐり)は別物。
甘栗は中国原産、和栗は日本原産です。
和栗は甘みがやや少ないですが、果実が大きく風味が良いのが特徴だそうです。
食べてみた感想は「フルーティーな栗あんにビックリ!」
栗あんにりんごでもませてあるのかな?と思うほど、フルーティーな香りがします。
原材料を見てもりんごは入ってないので、和栗の香りでしょうか。
甘みは「栗あんの素材のうまみ」を打ち消さないよう、ほどほどにおさえられています。
栗のうまみと栗のホクホク感が味わえる、栗づくしなパンでおいしかったです。

こしあんぱん


こしあんはまぁまぁ詰まっています。
食べてみた感想は「小豆のうまみたっぷり!」
あんこ好きにはたまらないです。
甘みは和栗あんぱんと同じく、素材のおいしさを邪魔しない程度におさえられています。
なので小豆の香りやうまみが口いっぱいに広がります。
こしあんの特徴である「なめらかな舌触り」も魅力です。

粒あんぱん


味はこしあんぱんとあまり変わらないです。
こちらは「こしあんの舌触りが苦手」という人におすすめ。
ただ粒あんぱんと言うわりには、小豆の粒はけっこう潰れています。
こしあんに近い粒あんぱんって感じ。
私は「普通のよくあるあんぱんだなぁ」としか思わなかったです(^_^;)

神楽坂亀井堂は閉店し、今は伊藤製パンが作っている

製造所の名前を見てみると「伊藤製パン」と書かれています。
伊藤製パンは埼玉県のパン製造メーカーです。
「あれ?じゃあ神楽坂亀井堂って何なの?」と思うかもしれません。
神楽坂亀井堂は東京新宿区にあった地域密着型のパン屋さん。
ですが2021年6月14日で閉店してしまったそうです。
閉店の理由は「建物の老朽化と職人の高齢化」だったそうです。
ではなぜ伊藤製パンの名前が出てくるのかと言うと
「神楽坂亀井堂のレシピを元に、伊藤製パンが工場で作っているから」だそうです。
駅構内の催事(駅ナカ)などで、不定期で販売しているとのこと。
神楽坂亀井堂本来のクリームパンを食べたことがあり、伊藤製パンのクリームパンを食べた方のブログを見てみると
亀井堂のクリームパンを再現しました、というのにはちょっと程遠いかな・・・
神楽坂亀井堂 クリームパン(復刻版) – カフェ・スイーツ より引用
と書かれていたので、完全再現とまではいかないようです。
ただパン屋さんのパンを再現するためか「膨脹剤」は入っていません。
パン酵母の自然のチカラだけでパン生地を作っている姿勢は好きだなと思いました。
アルミフリーなので、お子さんにも安心して食べさせられますね。
神楽坂亀井堂監修のクリームパンもあるが…
神楽坂亀井堂と言えば「クリームパン」が有名。
1日で400個も売れるほど、人気商品だったそうですよ。
お店が閉まってしまったから、もうクリームパンは食べられない…。
と思ったら、神楽坂亀井堂監修の「亀井とろパン(カスタード)」として復活しているようです。(値段:税込298円)
伊藤製パンの時と同様に、駅ナカなどの催事で販売されています。
ただ、亀井とろパンを食べた方のブログを見てみると
サイズは結構小さいです。亀井堂のクリームパンといえばあのデカいサイズが特徴なのに。
(中略)
全然全くの別物と言わざるを得ない。
【ガッカリ】催事限定の神楽坂亀井堂のクリームパンは完全に別物。亀井堂ファンは注意【普通に美味しいけど…】|【東京DINKS】共働きの子なし夫婦に役立つ情報をお届け より引用
伊藤製パンと同様、神楽坂亀井堂の味を再現するのは難しいみたいです。
まとめ
神楽坂亀井堂の和栗あんぱん・こしあんぱん・粒あんぱんはどれもおいしかったです。
ただ粒あんぱんは「普通のおいしいあんぱん」ってかんじでした(^_^;)
そのかわり、和栗あんぱんは「フルーティーな栗の香りが驚き」
こしあんぱんは「小豆の香りとうまみが濃厚」
どちらも「これは市販では味わえないパンだな」と思いました。
総合的に見て「パン生地と言うより、あんがおいしいパン」と言う感じ。
ただ膨脹剤が入ってないので、お子さんにも安心して食べさせられるパン生地です。
少しややこしいですが神楽坂亀井堂が作ったパンではなく、レシピを引き継いだ伊藤製パンが作ったパンです。
お店本来の味を知っている方、神楽坂亀井堂のパンを食べたことのない方
興味があれば一度食べてみてはいかがでしょうか?
▼市販のパンに含まれる「膨脹剤」については、こちらの記事をごらんください
https://www.kaede.blog/bouchouzai-tabesugi-tyuui/