「食」の記事

【体験談】大手パンメーカーのケーキを食べて、アレルギー反応(アナフィラキシー症状)が出た話

見ていただいてありがとうございます。

前職は食品メーカーの検査員だった主婦、はつがカエデです。

私は何も食物アレルギーを持ってないのに「ある大手パンメーカーのケーキ」を食べたところ、アナフィラキシー症状が出ました。

(アナフィラキシー…極めて短時間のうちに全身にあられるアレルギー症状のこと)

じわじわと息ができなくなっていく感覚は、今でもトラウマです…。

私の体験談を読んで「あなたが普段食べている物は、はたして安全な食べ物なのか?」

「食の安全」を考えるきっかけになればと思って記事にしてみました。

大手パンメーカーの名前は出しません。

そのメーカーのパンが好きな方や、そのメーカーに勤めている方がいるからです。

「メーカーの名前はわからなくてもいいよ」という方のみお読みください。

夫のために買ったケーキが悲劇を生む

5年前のある日のことです。

大きなスーパーで、夫の昇進祝いのためのケーキを買いました。

そのケーキは、誰もが知る大手パンメーカーが作ったもの。

バウムクーヘンの真ん中には生クリーム、そしてケーキの上からカラメルソースがかかっている、そんなケーキでした。

(ちなみにこの商品、今でも販売しているみたいです)

夜ご飯を食べた後、2人でそのバウムクーヘンケーキを食べました。 

ちょっと甘さがキツかったですが、カラメルがきいておいしかったのを覚えています。

そのあとはいつも通りにお風呂に入って、寝る準備をしていました。

ケーキを食べて数時間後、異変が起こる

ケーキを食べてから数時間後、寝る前のトイレに行った時に異変は起こりました。

なんだか、からだ全身がかゆいのです。

パジャマをめくってお腹を見てみると、蚊に刺されたような、赤い腫れものが何個もできていました。

(ちなみに蚊がいるような季節ではなかったので、蚊に刺されたわけではないです)

自分でも何が起こったのかわかりません。

なんだか怖くなったので、寝室で横になっていた夫に相談しました。

「何やろ…じんましんかな…」

夫とそう話しているうちに、次の異変が起こりました。

じわじわと首が絞められていくような、そんな息苦しさを感じるようになったんです。

気管や肺がどんどん狭くなってくる、そんな感覚です。

「ゼェゼェ…」

必死に酸素を取り込まないと、息ができない。

鼻水もダラダラと流れてきました。

のどもかゆかった気がします。

「このままだと息ができなくなるんじゃないか」

私はそんな「死の恐怖」を感じました。

大きな病院の救急外来に電話

夫が私の顔を見て言いました。

「めっちゃくちびる腫れてるで…なんか様子がおかしい」

夫がそんなふうに言っていた気がしますが、なぜか遠くの方で喋っているように聞こえます。

(今思うと、意識が遠いている感じです)

夫はすぐに大きな病院の、救急外来に電話してくれました。

「もしかしたら救急車来てくれるのかな…」

夫の電話を聞きながら、助けを期待していました。

でも、そういう話ではなかったみたいです。

しばらく話し込んでいた夫は、スッと私に電話を渡しました。

救急外来の受付の人に、私の症状を伝えました。

「全身じんましんが出て、あと息が苦しいんです…」

受付の人は「命の危機が感じる程ですか?」と冷静に言います。

(命の危機…?そんなこと言われても自分でも何が起きてるのかわからないし…)

ゼェゼェと息苦しい中、あまり思考が回らない頭で考えました。

「わかりませんが、とにかく息苦しいです…」

すると受付の人は、こう言いました。

「奥さん、落ち着いてください。

もし命の危機を感じるようなら、もう一度電話してください。

とりあえずは様子を見てみてください」

何か色々言われてるのは分かりましたが、「助けてくれないんだ」それだけは頭でわかりました。

(この時は正常な判断ができなくて、受付の人に失礼な態度をとりました)

「わかりました、もういいです!」

そう啖呵(たんか)を切って、電話を切りました。

受付の人に怒りをぶつけた後(本当にすみません)、しばらくして症状はだんだんとおさまってきました。

それからは普通に寝られました。

次の日は何ともなかったです。

まぁ何事もなくてよかったな…と言う話で終わるのですが…。

あの夜の「突然始まった謎の症状」は、今でもトラウマです。

二度と体験したくありません。

私の症状はアナフィラキシーショックだった

ここで私の症状を振り返ってみましょう。

バウムクーヘンケーキを食べてから数時間後、こんな症状が出ました。

  • のどのかゆみ
  • 鼻水がダラダラと出る
  • くちびるのはれ
  • ゼェゼェと息苦しい
  • 全身のじんましん
  • 意識が遠くなる

これらは全て「アナフィラキシー症状(アナフィラキシーショック)」のようです。

アナフィラキシーとは「主にアレルギーの原因物質に触れる・食べると、極めて短時間のうちに全身にあられるアレルギー症状」です。

(食べ物は消化されるまでに時間がかかるため、症状が出るまで時間がかかることが多いそうです)

次の症状が2つ以上、同時にあらわれた時はアナフィラキシーショックの可能性が高いとされます。

♦全身の症状(全身)

  • じんましん
  • かゆみ
  • 皮膚が赤くなる

♦粘膜の症状

  • くちびる、舌、口の中が腫れる
  • まぶたが腫れる

♦呼吸器系の症状

  • 息切れ
  • せき
  • 呼吸音がぜーぜー、ヒューヒューする

♦消化器系の症状

  • 強い腹痛
  • 嘔吐

♦その他

  • 血圧の低下
  • 倒れる
  • 失禁する
カエデ

「謎の症状」が出た次の日、私もネットで調べて「あれはアナフィラキシーショックだったのだ」とわかりました。

東京都福祉保健局の「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」のリンクを貼っておきます。

もし何かを食べた後に、家族やお子さんの様子が変だなと思ったら参考にしてください。

でも私は「食物アレルギー」なんて持っていない

「多分…何か食べたことによる、アレルギー反応かな」

私はそう考えました。

ですが、私は食物アレルギーは何ももっていません。

アレルギーは「ダニ・ハウスダスト」くらいです。

(最近アレルギーテストをして、ダニ・ハウスダストのアレルギーがある事を知りました)

食べると重篤化しやすい7大アレルゲンである

【卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・えび・かに】

これらを食べても、アレルギー反応は出たことがありません。

なので、何が原因でアナフィラキシー症状が出たのか全く分かりませんでした。

その日だけ食べたものは「バウムクーヘンケーキ」のみ

いつも通り私が作った夜ご飯を食べたし、ご飯も珍しい食材を入れていたわけじゃない。

普段食べたことのない物を食べた、と言えば「バウムクーヘンケーキ」くらい…

そう思って、バウムクーヘンケーキの原材料名を見てみました。

卵・砂糖・小麦粉・ホイップクリーム・…乳化剤、膨脹剤、糊料(増粘多糖類)、着色料(カラメル、カロテノイド)、メタリン酸Na、香料、pH調整剤、酸味料…

たくさん原材料がありすぎて、何が原因でアレルギー反応が起こったのかわかりません。

でも卵や小麦粉、乳など「いつも口にするような食材」では、私はアレルギーを起こしたことはありません。

つまりこのケーキに入っていた「普段口にしない原材料で」アレルギーを起こしたという事はなんとなくわかりました。

このあたりですね。

乳化剤、膨脹剤、糊料(増粘多糖類)、着色料(カラメル、カロテノイド)、メタリン酸Na、香料、pH調整剤、酸味料…

ここからは、ちょっと私のかたよった考え方になりますが…

この大手パンメーカーの製品を食べなければアレルギー反応は起こらないかも?

もう二度と、あんな症状で苦しみたくない…

この大手パンメーカーから、パンやケーキを買って食べるのはやめよう!

アナフィラキシーが起こった次の日から、私は「ある大手パンメーカーのものは食べない」と決意しました。

カエデ

私は「ダニアレルギー持ち」なので、もしかしたらケーキ内にダニがいた可能性もあります

ダニアレルギー持ちの方は「小麦粉内のダニ」に関する記事もご覧ください

開封後の小麦粉製品は常温保存NG! ダニの住み家になっているかも 見ていただいてありがとうございます。 前職は食品検査員だった主婦、はつがカエデです。(ダニアレルギー持ちです) 「...

あれからアナフィラキシー症状は出ていない

ある大手パンメーカーを食べないようになって5年、あれからアナフィラキシー症状は一切出ていません。

でも、今でもあの謎の症状はトラウマです。

なのでパンやケーキを買う時は、必ず製造メーカーを見てから買うようにしています。

私もですが、夫や娘にあんな症状で苦しんでほしくない。

娘が生まれた今でも、わが家は「ある大手パンメーカーの食品」だけは食べないようにしています。

カエデ

あの日以来、私は食品に含まれる「食品添加物」にも注目するようになりました。

よくわからない食品添加物だらけの食べ物は、できるだけ避けるようにしています。

まとめ:私の体験談からあなたに伝えたい事

長々と私の体験談にお付き合いくださり、ありがとうございました。

まとめとして、私がこの記事であなたに伝えたい内容は次のとおりです。

私はなんでもかんでも手作りすべき、加工食品や惣菜やレトルトはダメ!と言うつもりはありません。

加工食品が当たり前な世の中「食品添加物を一切食べないのは不可能」です。

たまにはラクしたい時もあるし、どうしても手を借りなきゃいけない時もあります。

ただ食べる前に一度だけ、原材料をしっかりと確認してほしいです。

今食べようとしているものは安全な食べ物か?長期的に見ても大丈夫な食べ物か?

それを正しく理解し、食べてもいいと判断してから食べてほしいです。

何も知らないで体に悪いものをバクバク食べて、いつの間にか体を壊していた。

そうなったら、もう取り返しがつきません。

簡単に口に入れられるものだからこそ、しっかり安全かどうか見極めてほしいんです。

でも食品添加物って「膨張剤や乳化剤」など、見ただけではよくわからないものも多いですよね。

なので、あなたの「この食品添加物って食べても大丈夫なの?」という疑問に対して、

元食品検査員の私がブログ記事にして「食の安全を学ぶお手伝い」ができたらと思っています。

カエデ

「食の安全」に興味のある方は、これからもよければ私のブログにお付き合いください。

私の体験談を読んでくださり、ありがとうございました(^▽^)

▼パンやお菓子に使われる「膨脹剤」について、記事にまとめてみました

【子供のいる方必見】パンやお菓子に使われている膨脹剤、食べ過ぎ注意! 見ていただいてありがとうございます。 大学では生命科学を専攻・前職は食品検査員の主婦、はつがカエデです。 あなたは...

▼「食品添加物」について参考になる本はこちら

↓実際の食べていい・食べちゃダメな商品が載っている本
(ちょっと極端な表現もめだちます…)

↓商品はかかれていないけど、どんなものが食べちゃだめかしっかりと説明してある本
(できるだけ避けようね、と言ったスタンスの本です)

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