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妊娠中にアーモンドを食べると得られる効果・目安摂取量・アレルギーについて説明

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見ていただいてありがとうございます。

大学で生物(生命科学)を専攻、前職は食品検査員だった主婦、はつがカエデです。

「妊娠中にアーモンドを食べるといいらしい」

ネットではそんな情報がチラホラみられます。

あなたはその話を聞いて、こんな疑問がうかびませんか?

  • アーモンドって、具体的にどんな良い効果があるの?
  • アーモンドはどれくらい食べてもいいの?
  • アーモンドを食べ過ぎたら、赤ちゃんがナッツアレルギーになる?

そこでこの記事では、次の内容をお話しします。

  • 妊娠中にアーモンドを食べると得られる良い効果3つ
  • 妊婦の1日のアーモンド摂取量は25粒まで
  • アーモンドを食べても、赤ちゃんはナッツアレルギーにならない
カエデ

この記事を作成するにあたって参考にした情報は

「行政・医療機関・大手食品メーカー」のみです。

正確な情報をあなたにお伝えできるように書いています。安心してください。

妊娠中にアーモンドを食べると得られる良い効果3つ

  • 妊婦さんが不足しがちな食物繊維が取れる
  • 抗酸化作用のあるビタミンEがたっぷり
  • 赤ちゃんに必要なミネラルが色々含まれている

妊婦さんが不足しがちな食物繊維が取れる

日本の妊婦さんは食物繊維が不足していること、あなたは知っていますか?

妊婦さんの食物繊維の目標量は、1日18g以上です。

でも日本の妊婦さんは、1日15.3gしか摂取していません。

つまり日本の妊婦さんは2.7gほど、食物繊維不足です。

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食物繊維が不足すると、ほとんどの妊婦さんが悩まされる便秘になってしまいます。

(私も便秘に悩まされ、最終的に「ぢ」になりました…)

アーモンド100gに含まれる食物繊維は10.1gです。

つまりアーモンド10g=食物繊維1.01gです。

なのでアーモンドを30g(25粒)食べれば3.03gの食物繊維が取れます。

日本の妊婦さんの不足している食物繊維は2.7gでしたから、アーモンドを25粒食べればその不足分を補うことができます。

抗酸化作用のあるビタミンEがたっぷり

ビタミンEはナッツ類に多く含まれます。

ナッツ類の中でも、ビタミンEがとくに多いのがアーモンドです。

可食部100g当たりのビタミンE(α-トコフェロール)含有量

  • アーモンド…28.8mg
  • ヘーゼルナッツ…17.8mg
  • 落花生…10.4mg

ビタミンEは赤ちゃんというより、お母さんの美容や健康に良い効果があります。

というのも、ビタミンEは「体内の活性酸素を取り除く働き」があるんです。(抗酸化作用)

体内に活性酸素があると、皮脂を酸化させ、シミやシワを作る原因になってしまいます。

また体内に多量に存在すると、動脈硬化・がん・老化を引き起こす原因にもなります。

そんな活性酸素を取り除いてくれるのがビタミンEなんです。

なのでビタミンEはお母さんの美容と健康に良い効果があります。

カエデ

ビタミンEには冷え性改善効果もあります。

実は私、冷え性で手足がしもやけになり、皮膚科に行ったことがあるんです。

すると皮膚科の先生に「血行を良くするビタミンEを取ってください」と言われました。

ビタミンEが取れるおすすめ食材の中にアーモンドがのってましたよ。

赤ちゃんに必要なミネラルが色々含まれている

アーモンドには、次のようなミネラルが含まれています。

カルシウム、カリウム、マンガン、鉄、リン、マグネシウム、亜鉛など

ミネラルは骨や血液の成分になります。

なのでミネラルは赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素です。

グリコの「アーモンドに関する記事」で、内科医の先生はこう言っています。

骨を作るということでは、アーモンドは妊婦さんにもいいんですよ。妊婦さんには、カルシウムやカリウム、ナトリウムといった必須ミネラルが重要です。

特に、赤ちゃんがお腹の中で育つ、つまり細胞分裂するために重要な亜鉛の量もアーモンドは多いですね。

つまり赤ちゃんが育つために必要なミネラルが、アーモンドにはたくさん含まれているんですね。

美容と健康に効果の高いアーモンドの秘密 | 【公式】江崎グリコ(Glico) より引用
カエデ

便秘に効く食物繊維も、抗酸化作用のあるビタミンEも、赤ちゃんに必要なミネラルも取れる…

アーモンドは妊婦さんにとって、メリットいっぱいのおやつですね。

妊婦の1日のアーモンド摂取量は25粒まで

妊婦さんの間食(おやつ)は200kcalまでとされています。

なので200kcalまでにおさえたいなら、アーモンドは25粒以下にしましょう。

【計算】

アーモンドの100gあたりのカロリーは609kcal。

つまりアーモンド30gだと182.7kcalです。

アーモンドは1粒1〜1.2gとされています。

なのでアーモンド30gは25粒くらいになります。

注意してもらいたいのが、これは「無塩無糖のアーモンド」の話です。

味付きアーモンド(塩や砂糖、チョコがかかったもの)は別物です。

味付きのものは「カロリーや塩分量をしっかりチェックしてから」食べてくださいね。

アーモンドを食べても、赤ちゃんはナッツアレルギーにならない

妊娠中にアーモンドを食べても、赤ちゃんがナッツアレルギーになることはありません。

アーモンドと同じく「妊娠中に卵や牛乳を食べると、赤ちゃんがアレルギーを持って生まれてくる?」という疑問をもつお母さんもいます。

それに対して医師は次のように話しています。

「妊娠中に牛乳や卵、大豆をとらないように食事制限したほうがアレルギーの発症が抑えられる」という報告も過去にあったのは事実です。しかし、その後の研究や報告で、これについてはどうも違うらしいということがわかっています。

つまり、現在では、「お母さんが妊娠中に卵や牛乳をとってもとらなくても、赤ちゃんのアレルギーの発症率は変わらない」と言われています。

すぎもとキッズクリニック :: 妊娠中の食事と子どものアレルギー より引用

なので「妊娠中の食べ物のせいで、赤ちゃんがアレルギーを持って生まれてくる」ことはありません。

もちろん食べ過ぎは(カロリー的に)注意ですが、バランスの良い食生活を送っていれば大丈夫ですよ。

まとめ

♦妊娠中にアーモンドを食べると得られる良い効果3つ

  • 妊婦さんが不足しがちな食物繊維が取れる
  • 抗酸化作用のあるビタミンEがたっぷり
  • 赤ちゃんに必要なミネラルが色々含まれている

♦妊婦の1日のアーモンド摂取量は25粒まで
(無塩無糖のものに限る)

♦アーモンドを食べても、赤ちゃんはナッツアレルギーにならない

アーモンドは一言でいうと便秘に効く・美容と健康にいい・赤ちゃんの発育に必要なミネラルが色々と入っているのが魅力です。

なので妊婦さんにおすすめのおやつと言えます。

カエデ

ですがアーモンドだけではなく、どんなにいい食材であっても、食べ過ぎは厳禁です。

小分けパックを買うなどして、1日25粒以下は守るようにしてくださいね。

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