閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
負けず嫌いで勝てない勝負はしない。負けると怒ってしまう5歳娘を育てています。
ガストンの「かってもまけてもいいんだよ」と言う絵本は、
私の娘のような「負けず嫌い」なお子さんに読んであげて欲しいです。
「ゲームに勝ちたい気持ちは分かるけども、いつも勝てるわけじゃない」事や、
ゲームの目的は「勝つこと」ではなく「楽しむこと」だと、
主人公ガストンを通じて、優しく気付かせてくれるいい絵本です。
4歳からの「すくすく期」に、と書いてあります。
全てひらがな・カタカナ表記で、わかりやすく書いてあるので、
4歳からなら十分内容を理解できると思いますよ。
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絵本のあらすじ
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/236b21c8.67a6b3ba.236b21c9.a4b0e43d/?me_id=1213310&item_id=20787033&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F1509%2F9784074531509_1_6.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
ガストンは小さなユニコーンの子。(「ぼく」なのでたぶん男の子)
その日の気分によって「まほうのたてがみ」が変わります。
怒ると赤色に、怖いと緑色に、悲しいと水色に、不機嫌だと青色に。
何もかもうまくいっている時は虹色になります。
ガストンのたてがみの色を見れば「その時の気分」がわかります。
ガストンは学校が大好き。
ですがサッカーはあまり好きではありません。
うまくボールをゴールにシュートできないガストン。
それをみて周りの子に笑われてしまいます。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/236b21c8.67a6b3ba.236b21c9.a4b0e43d/?me_id=1213310&item_id=20787033&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fcabinet%2F1509%2F9784074531509_3.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
サッカーをやっているユージーンは、
「ゴールなんてどうでもいいんだよ、ゲームなんだから楽しめればいいんだよ」
と言ってくれましたが、そんな風に思えないガストン…。
家に帰ってきた後、ママとパパと一緒に「さかなすくい」のゲームをしますが、
パパがドンドン勝っていく…「負けるんだったらもう遊びたくない!」
そう怒ってガストンは部屋に戻ってしまいます…。
絵本のレビュー
「負けず嫌いな子」に読ませてあげたい絵本です。
勝てないと気が済まない、すねてしまう、怒ってしまう…。
そんな子にぜひ読んであげたいですね。
私の娘も競争心が強く、負けず嫌いで、完璧主義なところがあります。
なので「勝てないゲームは自分の思い通りにならないので面白くない」のです。
(勝てないゲームとわかったら「最初からやらない」ところもあります)
でも絵本の後半で、ママはこう言います。
「ゲームをしたら。いつでも勝てるはずがないのは分かるでしょう?
一番大事なのは、楽しんでゲームすることよ」
「勝つ」事がゲームの目的じゃなくて、「楽しむ」事がゲームの目的。
そんな当たり前だけども気付きにくい事を教えてくれます。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/236b21c8.67a6b3ba.236b21c9.a4b0e43d/?me_id=1213310&item_id=20787033&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fcabinet%2F1509%2F9784074531509_2.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
そしてがっきでも、絵でも、料理でも「初めはうまくは行かない」
何度も失敗しながら、頑張ってだんだんできるようになっていくんだよ。
と子供に気付かせてくれます。
ガストンの絵本は「子供の気持ちに共感」したうえで、
子供に「新しい気付き(異なる視点)」を教えてくれる良い本だなって思いました。
というのも、子供ってまず「自分の気持ちをわかってほしい」が前提にあるんですよね。
頭ごなしに叱っても、アドバイスをしても「気持ちをわかってくれてない」と感じると、
どんなに説明しても、大人の言葉を受け取ってくれなくなります。
そこをうまくガストンが「子供の気持ちを代弁してくれる(共感してくれる)」
だからこそ子供は、
「そうなんだよね(共感)→そうなんだ…(気付き)→そうしよう(行動)」と、
段階を踏んで、自分で理解できるようになるみたいです。
娘もガストンを気に入って、読んで欲しいと何度も本を持ってくるようになりました。
ぜひ「負けず嫌いで怒りっぽくて拗ねてしまう」子に読んであげてほしいです。
まとめ
この絵本は「負けず嫌い」なお子さんに読んであげて欲しいです。
「ゲームに勝ちたい気持ちは分かるけども、いつも勝てるわけじゃない」事や、
ゲームの目的は「勝つこと」ではなく「楽しむこと」だと、
主人公ガストンを通じて、優しく気付かせてくれるいい絵本です。
4歳からの「すくすく期」に、と書いてあります。
全てひらがな・カタカナ表記で、わかりやすく書いてあるので、
4歳からなら十分内容を理解できると思いますよ。
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/05/anatagadaisuki-review-320x180.png)
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(ネタバレ少なめ記事です)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/10/pokemon-thetealmask-review-1-320x180.jpg)
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