閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
ポケモンは剣盾・スカーレットバイオレットすべて持っています。
『剣盾とSVどっちがいい?』と聞かれたら、私はこう答えます。
「自由度、冒険のワクワク感、深くストーリーを考えたい」ならスカーレットバイオレット。
「従来のポケモンらしい、わかりやすくて王道なストーリーを楽しみたい」なら剣盾。
どちらも面白いです。ただ「面白さの内容」がそれぞれ違うんですよね。
両方のおすすめなところとイマイチなところを説明していますので、
あなたが「面白そうだな」って思った方を選んでくださいね。
DLCの内容まで含めるなら、私は「SV」の方がおすすめです!
SVのDLCは個人的に「かなりよくできた作品」だなって感じました。
ソードシールドとスカーレットバイオレットどっち?
「自由度、冒険のワクワク感、深くストーリーを考えたい」ならスカーレットバイオレット。
「従来のポケモンらしい、わかりやすくて王道なストーリーを楽しみたい」なら剣盾。
私はどちらもプレイしてみて、そのように感じました。
個人的なおすすめは「スカーレット・バイオレット」です。
というのも、スカーレット・バイオレットの「完全オープンワールド」を味わったら、
剣盾の「どこへでも行けるわけではない」所が不自由に感じます。
(剣盾も「一部はオープンワールド」なんですが…)
そして、剣盾までは「明らかな悪がいて、悪を倒して、チャンピオンになる」と言う、
いわゆる「王道ストーリー」でした。「悪は成敗」と言う話はわかりやすいですよね。
一方、スカーレット・バイオレットでは「明らかな悪者」は登場せず、
敵となる相手にも事情があり「そのような問題行動をするにはこんな理由があった」など、
とても考えさせられるストーリーになっています。
特に、DLC「碧の仮面」「藍の円盤」は「バトルで大切な事は何なのか」を扱っており、
私もすっごく考えましたし、たどり着いた答えに「なるほど」と感動すら覚えました。
DLCのシナリオは本当によくできてました。
なので自由度・ストーリー的にも、個人的にはスカーレットバイオレットがおススメ。
逆に「アレコレ難しく考えるのは良いかなぁ、単純明快なストーリーがいい」って人には、
剣盾の方がおススメです。
両方の「おすすめ・イマイチだったところ」をお話しします。
あなたが好きそうな方を選んでくださいね。
スカーレットバイオレットについて(ストーリー)
おすすめなところ
スカーレット・バイオレットは「かなり自由度が高い」所が魅力です。
- 完全なオープンワールド
- ジムリーダーはどこから巡ってもいい
- 3つのストーリーに分岐し、どれから始めてもいい
- 山や崖も登れるし、海も川も渡れてしまう
とにかく「どこへでも自由に冒険できる」ってところがワクワクしました。
この「自由さ」を味わうと、従来のポケモンに戻れなくなりそうです。
ちなみにジムリーダーもどこから回ってもOKです。
といってもレベル差があるので、ある程度回る順番は決まってくるかなと思います。
そしてゲーム上では、主人公の友達(ライバル)が3人登場します。
3人にまつわる「3つのストーリー」は本当にどれから始めてもOKです。
途中で違うシナリオをすすめてもOK。自由にすすめられるのが良いですよね。
- 「ジムをめぐってチャンピオンになる話」(ネモ)
- 「ヌシポケモンを倒してコライドン・ミライドンの力を取り戻す話」(ペパー)
- 「アカデミーの問題児スター団のボスとアジトに乗り込む話」(ボタン)
3人のストーリーが最後まで進むと、最後ストーリーに進みます。
それまで「3人の友達」はバラバラに行動してるんですけど、
最後には主人公を介して3人が集まり、4人一緒にラストダンジョンへ向かいます。
友人たちと未開の地へ挑み、「最後の敵」を倒す時も一緒に応援してくれますよ。
まさに「学園生活の青春」を思い出させてくれる内容でした。
イマイチだったところ
ただスカーレット・バイオレットは「登場人物が多すぎる」感があります。
登場人物の名前を全部覚えきれないくらい出てきます。
今までは「ライバル」「ジムリーダー」「四天王」位でしたけど、
そこに「スター団のボス」「アカデミーの先生」まで加わります。
「よくそこまで登場人物考えたな」って位、たくさん出てくるんですよね。
なので主人公との関係は、ソードシールドと比べたら「広く浅く」って感じです。
キャラとの深い付き合いを楽しみたいなら、ソードシールドの方が良いかも。
それに、3人のライバルも「お互い競い合って強くなっていく」と言うよりも、
「主人公がライバル達の困りごとに協力していく」って感じが強いです。
ライバルというか「友達」って感じ。「競い合ってる」感じは薄めです。
従来のポケモンらしさを求めるなら「剣盾(ソードシールド)」の方が良いと思いました。
追記:DLC「碧の仮面」「藍の円盤」では、スグリという少年が登場し、
かなり主人公と濃いやり取りが楽しめます(いい意味でも悪い意味でも)
正直ストーリーは、本編よりもDLCの方が好みでした。
なのでDLCまで含めたら、剣盾よりもSVの方が「買い」かもしれません。
ソードシールドについて(ストーリー)
おすすめなところ
ソードシールドは「今までのポケモン」って感じがあります。
冒頭から幼なじみのライバルが登場し「どちらがチャンピオンになれるか」
を主人公と競い合いながら、順番通りにジムリーダーへ挑んでいきます。
そんな中「黒幕」が悪事を働き、世界をめちゃくちゃにしようとしていることが発覚!
悪事を阻止するためにライバルと一緒に戦い「黒幕」を倒します。
そして最終的にはチャンピオンを目指す話です。王道のポケモンストーリーです。
スカーレットバイオレットは「明らかに悪者」という人物は出てきません。
ラスボスでさえも「どこかスッキリしない悲しい感じ」で終わります。
だから「敵を倒した後の爽快感」は薄め。何か切ないなって感じになります。
一方、ソードシールドには「明確に悪意を持った黒幕とその手下」が出てきます。
それに黒幕は「自分の目的のためには手段を選ばない性格をしている」ので、
明確な「悪意」を感じられるため、倒しがいがあります。
話が分かりやすいのはソードシールドかもしれません。
SVは「悪いと思っていた奴にも事情があって…」みたいな感じ。
だから「敵」と言う感じではありません。
そしてソードシールドでは、主人公の幼なじみでライバルでもあるホップが登場し、
いつものポケモンらしく、冒険する先々で勝負を持ちかけられます。
ただ「嫌な奴」というより「お互い強くなってチャンピオン目指そう!」
という「ポジティブ思考なライバル」なので嫌な感じはありません。
「マリー」と「ビート」と言うライバルも登場します。
といっても幼なじみのホップよりも主人公とのかかわりは少なめです。
マリーもビートも、どちらも「とある理由」でチャンピオンを目指しており、
主人公に何度か勝負を持ち掛けてきます。
ライバル達にも「しっかりとしたドラマがある」のがいいですね。
(色々ありますが、最終的には「いいライバル関係」って感じになります)
「主人公にライバルがいて、黒幕を倒して、誰よりも強いチャンピオンになる!」
そんな「従来のポケモン」がやりたいなら、ソードシールドかなと思いました。
さらに「追加コンテンツ後編」では話を進めると、
ライバル・ジムリーダーの中から「好きなキャラとタッグを組んでバトルできる」ようになります。(ガラルスタートーナメント)
「推しキャラと一緒にバトルできる」のは嬉しい要素ですね。
なので「キャラと濃い付き合い」がしたいなら、ソードシールドかな。
イマイチだったところ
剣盾にはスカーレットバイオレットのような「自由さ」はあまりありません。
「ワイルドエリア」という、一部オープンワールドな部分はありますが、
街やダンジョンや洞窟は基本「一本道」です。
▼ワイルドエリア
▼街
スカーレットバイオレットの「自由さ」を味わってしまった後に、
剣盾をプレイすると「自由に冒険したいなぁ」欲が出てきてしまうんですよね…。
(街の屋根に飛び乗ったり、高い山にのぼってから滑空したくなってくる…(笑))
「冒険のワクワク感」はスカーレットバイオレットの方が上だなと感じました。
まとめ
『剣盾とSVどっちがいい?』と聞かれたら、私はこう答えます。
「自由度、冒険のワクワク感、深くストーリーを考えたい」ならスカーレットバイオレット。
「従来のポケモンらしい、わかりやすくて王道なストーリーを楽しみたい」なら剣盾。
どちらも面白いです。ただ「面白さの内容」がそれぞれ違います。
記事を読んだあなたが「面白そうだな」って思った方を選んでくださいね。
DLCの内容まで含めるなら、私は「SV」の方がおすすめです!
▼ポケモンSVのDLCについてはコチラ(ネタバレは控えめです)