子育て

【体験談】賃貸で子供がいるのに二階以上でもいい?→辞めた方がいい

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見ていただいてありがとうございます。

3歳の娘と夫の3人暮らしの、はつがカエデです。

この記事でお話ししたい事は、

「小さな子どもがいる、もしくは今後生まれる予定のある方は、賃貸物件の2階以上はおすすめできない」です。

というのもわが家が「賃貸で2階暮らし」で苦労しているんです…。

簡単に言うと『労力が増える・近隣トラブルのもと・落下事故の恐れ』があります。

この記事では、こんな内容をお話しします。

  • 小さな子どもがいるなら賃貸物件の2階以上は大変
  • 賃貸物件なら1階をおすすめする理由
  • 集合住宅の1階って、防犯面が気になる ⇒ 実は、一戸建て住宅・無施錠の家の方が狙われる 
カエデ

賃貸物件の1階をおすすめする理由がこの記事でまるっとわかります!

良ければ物件探しの参考にしてください(^▽^)

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小さな子どもがいるなら賃貸物件の2階以上は大変

  1. ベビーカーが必要な時は、階段の往復が大変
  2. 子どもの騒音問題がトラブルの原因になる
  3. 子どもの落下事故が起きる可能性がある

①ベビーカーが必要な時は、階段の往復が大変

ベビーカーにのせる子どもがいる場合、階段の往復が大変です。

特に「夫婦どちらか1人だけで子どもの面倒を見ている時」はひと苦労なんです。

なぜかというと、「子ども+ベビーカーを運ぶ分」の階段の往復が増えます。

賃貸住宅の2階に住む私の例でお話しします。

<状況>

  • ベビーカーにのせた子どもを連れて、買い物から帰ってきた
  • 子どもは1人で階段を登れない
  • 買い物袋は重たい荷物でいっぱい

<階段の往復>

  1. まず子どもをベビーカーから降ろし、子どもを抱えて階段をのぼって家の中へ
    (玄関にはベビーフェンスをして、子どもが外に出て階段から落ちないように対策)
  2. 買い物袋を持って、階段をのぼって家の中へ
  3. 最後にベビーカーを持って、階段をのぼって家の中へ

と言う風に、最低3回は階段を往復する必要があります。

これが結構大変だし、めんどくさいんです(^_^;)

外に出る場合も同じです。

<状況>

子どもをベビーカーにのせて、外へ出かける

<階段の往復>

  1. まずベビーカーを階段から降ろしてセットする
  2. 子どもを抱えて階段を降り、ベビーカーにのせる
  3. 鍵を閉めるためにもう一度登り、施錠してから外出

と言う風に、やっぱり最低3回は階段を往復します。

そうするとやがて「階段往復めんどくさい」 ⇒ 「外に出ること自体がめんどくさい」と言う気持ちになってしまいます。

なので、2階以上に住むと「ベビーカーにのせた子どもがいる場合、階段の往復が大変」なんです。

カエデ

抱っこひもと言う手もあるんですけど…

  • 抱っこひもを嫌がる子がいる
  • 抱っこひもは夏場は暑くて、階段往復だけで汗だく
  • お子さんの体重+買い物の荷物を運ぶのが大変
  • 更に小さいお子さんが増えると、抱っこひもだけでは足りない

なので、抱っこひもだけでは生活できないです。

②子どもの騒音問題がトラブルの原因になる

子どもの騒音とは、子どもが走り回ったりジャンプしたりした時の「バタバタ・ドンッ!」という音です。

この子供の騒音問題、下階の人とのトラブルの原因になります。

とくに物件が鉄筋コンクリート造(SRC、RC)ではなく、木造・軽量鉄骨造の場合は要注意です。

子どもの騒音問題について、3つお話します。

  • 賃貸物件が「木造・軽量鉄骨造」だと要注意
  • 実際にトラブルになったケース
  • 私が体験した、賃貸住宅での「子どもの騒音問題」

賃貸物件が「木造・軽量鉄骨造」だと要注意

賃貸物件が「木造・軽量鉄骨造」だと、子どもの騒音はかなりひびきます。

「なぜ?」という理由を説明したいのですが、私は不動産関係者ではありません。

なので、下記のサイトを参考にお話しします。

防音性について「木造・軽量鉄骨造・重量鉄骨造・RC造・SRC造」で比較した場合が紹介されていました。

木造…テレビや電話の声などの生活音が聞こえる

軽量鉄骨造…多少音量は軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる

(中略)

RC造…子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる

SRC造…防音性が高く外の音がほぼ聞こえない

SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)とRC造の違いは?防音性はどう? より引用
カエデ
  • SRC造=鉄骨鉄筋コンクリート造
  • RC造=鉄筋コンクリート造

このことからわかるように、木造・軽量鉄骨は生活音が下の階にも聞こえます。

実は私の実家が防音に優れたSRC造りなんですが、

それでも「子どもがバタバタとうるさい!」と下の階の人からクレームが来たそうです。

なのでたとえ防音性が高いSRC造りでも、子どもの騒音問題は起こります。

つまり、物件が「木造・軽量鉄骨造」だと、子どもの泣き声・大声・走り回る音は下の階の人に丸聞こえです。

実際にトラブルになったケース

そして実際に「子どもの騒音でトラブルになった」ケースも、たくさんあります。

トラブルの例を2つご紹介します。

♦ケース1:「子どもの騒音問題」で、下の階(歯医者)からクレームを受けた側の話

子供が1歳になり歩いたり走れるようになった頃から、1階の歯医者さんから苦情が来ていると大家さんに言われました。

リビングには、パズルマットを増やし、お散歩に行く回数も増やしたり、と一応努力はしているものの苦情はおさまらず、診察室の丁度上にあたるキッチンで子供が2~3分歩いたり小走りした程度で、歯医者さん直々に苦情も来ました。

子供の足音が原因で、賃貸アパートを出て行って欲しいと言われています。立退き料について教えてください。 – 教えて! 住まいの先生 – Yahoo!不動産 より引用

♦ケース2:「子どもの騒音問題」で困っている側の話

騒音問題で相談させてください。

上の部屋の子ども(未就学児)2人の物音がひどく困っています。

毎日、朝は5時台から夜は遅い時で11時頃まで響きます。

(中略)

ドスドスと走り回る音、ボールで遊んでいるであろう音、イスか何かを引きずるような音、物を落とすゴトっという音、朝5時台におもちゃのキーボードで遊ぶ音…

子供の騒音問題について相談させてください。 -賃貸 博士- より引用

このように、子どもの騒音問題によるトラブルは実際に起こっています。

トラブルが起きてしまったら、運営会社をはさんで話し合いか、引っ越すくらいしか解決方法がありません。

トラブルを避けたいなら、最初から「賃貸物件の2階以上」は避けた方がよさそうです。

私が体験した、賃貸住宅での「子どもの騒音問題」

私は先ほどの「トラブル」に巻き込まれたことがありません。

ですが、「子どもの騒音問題で困っている」下階の人の気持ちはちょっとわかります。

というのも、夫婦2人暮らしの時は軽量鉄骨造の1階暮らしでした。

そして2階は「2~3歳くらいのお子さんがいる、家族3人暮らし」でした。

住んでいると、こういう音が聞こえてくるんです。

  • 子どものパタパタと走る音
  • 家が揺れるくらいの「ドンッ!」と言う音
  • 椅子を後ろにひいたときの「キィー」という音
  • お風呂場のシャワーがジャージャー地面に当たる音(しかも深夜)

私たち夫婦も「まぁ…子供さんが住んでいるんだろうし…」と思っていたんです。

(「だろうし」というのは、引越しの挨拶をした時に「子どもがいる」ことは言っていなかったからです)

ですが…正直言うと「こんなに騒がしいもんなの?」と、ちょっと戸惑ってもいました。

なので、下の階の人が子育てに理解がない方、神経質な方だとクレームが来るかもしれません。

つまり「子どもの騒音問題によるトラブル」は、あなたのすぐそばで起こりうることなんです。

カエデ

私も娘を産んでから「子どもって騒がしいもんなんだ…」と分かりました。

なので「大丈夫よ」と言ってくれる下の階の人には本当に感謝です。

「あいさつ・田舎からのおくりものがあったときはおすそ分け」するようにしています。

③子どもの落下事故が起きる可能性がある

2階以上に住むと、子どもの落下事故に気を付けなければいけません。

特に気を付けてほしいのは、2階以上のこのような物件です。

  1. 玄関のドアを開けたら、すぐ階段がある物件
  2. 子どもがフェンスを乗り越える可能性のあるベランダ

①玄関のドアを開けたら、すぐ階段がある物件

これは、軽量鉄骨造の2階建てによくある構造です。

実は、我が家がそんな物件の2階に住んでいます。

この構造の困る所は、子どもが階段から転げ落ちる可能性がある事です。

なぜなら、子どもは1人で手すりも持たずに階段を降りようとします。

「1人で降りちゃだめだよ!」と言っても知らんぷりです。

そして、子どもの体は「頭が大きくてバランスが悪い」ので簡単に転びます。

つまり大人と絶対に手をつないで階段を下りないと、階段から落ちて大けがをする可能性があるんです。

カエデ

家の鍵を閉めるときなど、一瞬でも子どもと手を離すのが恐怖に感じました

②子どもがフェンスを乗り越える可能性のあるベランダ

「子どもがフェンスを乗り越えて落ちてしまった事故」よくニュースで聞きますよね。

消費者庁からも、こんな情報が発信されています。

子どもが住居などの窓やベランダから転落し死亡する事故が多く発生しています。(中略)

子どもの中でも3~4歳の転落事故が最も多い

2階からの転落でも入院が必要な中等症と診断されている事例が多い

(中略)

窓やベランダの手すり付近に足場になるようなものを置かないようにしましょう。特に、エアコンの室外機の置き場所は工夫しましょう。

窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!ー網戸に補助錠を付ける、ベランダに台になる物を置かないなどの対策をー | 消費者庁 より引用

小さい子どもは「落ちる恐怖」がわかりません。

そして、高いところが大好きです。

つまり子どもの落下事故が起きないように、大人が事故防止対策をしなければいけません。

賃貸で小さな子どもと暮らすなら1階がおすすめ

私は賃貸で小さなお子さんと暮らすなら、1階をおすすめします。

「賃貸で小さな子どもと暮らすなら、2階以上はおすすめできない理由3つ」で次の内容をお話ししました。

  1. ベビーカーにのせる子どもがいる場合、階段の往復が大変
  2. 子どもの騒音問題がトラブルの原因になる
  3. 子どもの落下事故が起きる可能性がある

上の内容をまとめて解決するには、「1階に住む」のが一番なんです。

理由をひとつひとつ説明すると…

①「ベビーカーにのせる子どもがいる場合、階段の往復が大変」解決策

  • 1階に住む
  • 一戸建てを買う
  • エレベーター付き物件にする

②「子どもの騒音問題がトラブルの原因になる」解決策

  • 1階に住む
  • SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の物件にする
  • 一戸建てを買う

③「子どもの落下事故が起きる可能性がある」解決策

  • 1階に住む
  • 2階のない一戸建てを買う
  • 子どもが落ちないように、万全に対策をする

つまりどれも「1階に住む」が共通しています。

なので、小さなお子さんと暮らすなら賃貸住宅の「1階」をおすすめします。

  • 階段の往復をしなくていい
  • 下の階の人とのトラブルを避けられる
  • 子どもの落下事故がおきない
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賃貸1階って防犯面が心配 ⇒ 実は一戸建て・無施錠が真っ先に狙われる

物件の1階と聞くと心配なのが「防犯面」ですよね。

確かに集合住宅の1階は、ベランダの塀を乗り越えれば簡単に侵入できます。

なので、侵入者にとっては侵入しやすく逃げやすいです。

ですが…ご存じでしたか?

空き巣は、一戸建て住宅を1番に狙います。

そして1階でも2階以上でもかかわらず、無施錠の家を狙います。

まず、空き巣は一戸建て住宅を狙いやすいです。

警視庁の住まいる防犯110番にも、このような情報が開示されています。

侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が43.9%と最も多く、一般事務所が13.1%で共同住宅(3階以下)が10.7%と続いています

警視庁 住まいる防犯110番 より引用

(ちなみに、3階以下の共同住宅(10.7%) > 4F以上の共同住宅(4.1%)となっています)

なので、集合住宅は一戸建て住宅よりは狙われません。

そして、侵入方法で一番多いのが「無施錠」です。

一戸建て・集合住宅にかかわらず、侵入方法のうち45%近くが「鍵をかけていないのでそのまま侵入した」ケースです。

なぜかというと、2階以上だと「外から侵入しにくいし大丈夫だろう」と思って鍵をかけない家があるんです。

そういう家を、逆に侵入者は狙います。

つまり無施錠であれば、1階でも2階以上の物件でも変わらず狙われます。

なので「集合住宅の1階が特に狙われる」というわけでもなさそうです。

賃貸物件の1階で行う防犯対策

侵入者はこのようなお家を狙います。

  1. 留守かどうか
  2. 侵入しやすいか
  3. 逃げやすいか

なので、この3つに気を付けましょう。

①留守かどうか悟られないようにする

1階は外から家の中の様子が見えやすいので、留守かどうか悟られないよう工夫しましょう。

  • 外が暗くなってきたら明かりがつくように、ライトやテレビのタイマーを設定
  • 洗濯物は干しっぱなしにしない、もしくは室内干しにする
  • カーテンは中が見えないような「ミラーレスカーテン」にする

②侵入しにくい家にする

侵入に5分かかると7割の空き巣が犯行をあきらめるそうです。

なので、このような対策をとると有効です。

  • ガラスに防犯フィルムをはる
  • サッシの上下に補助錠をつける
  • 留守時は雨戸やシャッターを閉める

③「逃げにくい」=「人の目につきやすい」ようにする

逃げやすいというのは、「人目につかずに犯行を終えて逃げやすい」という意味もあります。

逆に、人の目につきやすい物件は避けます。

なので、人目につきやすくすると防犯性が上がります。

  • 人が来ると自動的に明かりがつくセンサーライトをつける
  • 庭に防犯砂利をまく(侵入すると音でわかる)
  • 防犯カメラを設置する(ダミーも有効)
  • ALSOKなど、セキュリティーサービスに加入する(シールを張るだけでも有効)

一番なのは「侵入者が侵入しにくい物件選び」

防犯対策もいいのですが、できれば「侵入者が侵入しにくい物件」を選ぶのが一番です。

そして、侵入者はなにより「人の目」を気にします。

つまりこういった物件は侵入されにくいです。

  • モニター付きインターホン
    (留守を狙おうと、まずインターホンを押して在宅確認することがある。
    モニター付きインターホンだと、顔が録画されるので嫌がる)
  • 防犯カメラを設置
  • 管理人が在中している
  • 人が来ると自動的に明かりがつく、センサーライトを設置
  • 庭に防犯砂利が敷いてある
  • セキュリティーサービスに加入している
  • 玄関やベランダが、通りなどに面している
    (常に人気のある場所にある)
  • 「ゴミの日」が守られている
    (ゴミの日が守られている ⇒ 地域住民と連携している ⇒「声をかけられやすい」と思って避ける)
カエデ

後は、「治安の良いところ」を選ぶのもGOODです。

それだけ「犯罪が起こりにくい」ところです。

なので賃貸物件の1階を選ぶときは「侵入者が侵入しにくい物件」を選ぶと安心して暮らせますよ。

まとめ

♦賃貸で小さな子どもと暮らすなら、2階以上はおすすめできない理由3つ

  1. ベビーカーにのせる子どもがいる場合、階段の往復が大変
  2. 子どもの騒音問題がトラブルの原因になる
  3. 子どもの落下事故が起きる可能性がある

♦賃貸で小さな子どもと暮らすなら、1階がおすすめ

  • 階段の往復をしなくていい
  • 下の階の人とのトラブルを避けられる
  • 子どもの落下事故がおきない

♦賃貸1階って防犯面が心配 ⇒ 実は一戸建て・無施錠が真っ先に狙われる

♦賃貸物件の1階で行う防犯対策

  • 留守かどうか悟られないようにする
  • 侵入しにくい家にする
  • 「逃げにくい」=「人の目につきやすい」ようにする

♦一番なのは「侵入者が侵入しにくい物件選び」

「小さな子どもと住むなら、賃貸で2階以上に住むのはおすすめできない」

子どもがいるとやっぱり「労力」も増えますし、「トラブル・事故」など気になる所もたくさんでてきます(^_^;)

なので、子どもとの生活を快適に過ごしたいなら「1階」をおすすめします。

防犯面で心配な方も「防犯対策」「侵入しにくい物件選び」をすると安心です。

ぜひ物件選びの参考にしてください。

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