夫婦関係

妻のトリセツを「妻」が読んだ感想!批判・炎上についても考えてみた

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閲覧ありがとうございます。主婦歴6年のはつがカエデです。

両親は不仲で、母から父の愚痴を聞かされ続け、子供時代は苦労しました…。

「妻のトリセツ」の内容は、男側からすると

「なんで男ばかり犠牲にならないのいけないの?」って批判もあるようですね。

ただしメディアで取り上げられた部分は、本のごく一部分であり、

その部分だけで「女ってめんどくせぇ」と思われるのはもったいないなと思います。

妻の立場から見て「本当に知ってほしいのはこの部分」ってところと、

「批判・炎上騒ぎ」について簡単に説明し、私なりの意見もお話ししています。

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妻のトリセツを「妻」が読んだ感想

妻のトリセツを、妻である私が読んでみましたが、

「確かに言えてる。そのとおりだな」って思った部分もたくさんありました。

(逆に「ここはちょっと言いすぎじゃないかな」って思う部分もありました)

そもそも男性脳と女性脳は全く違うもの。なので考え方も違う生き物です。

だからお互い「相手の考え方」について、学んだほうが良いと思える内容でした。

「妻のトリセツ」で女性脳を知っていれば、こんなメリットがあります。

  • 妻が「本当に」喜ぶ事がわかる(お金や物ではない)
  • 地雷ワードを言って、妻の機嫌を損ねることもない
  • 万が一機嫌を損ねてしまっても、対策がわかる

夫が妻の考え方について知るための「トリセツ(取扱説明書)」です。

さすがは名著だなって思いました。(ちなみに「夫のトリセツ」も読みました)

カエデ

その中でも「特に印象的だった2つ」について紹介します。

p21「女の会話の目的は共感」

女性は会話に「共感」を求めているが、男性は「問題解決」を目的としている。

だから男性は「善意」でアドバイスをし、女性は「余計なことを言われた」と感じます。

そもそも「会話の目的」が違うから起こる悲劇です。

というのも、女性は会話で「その気持ちわかるよ」と共感することが、

相手への思いやりや愛情だと思っています。

ですが男性は「問題を指摘して、改善点を簡潔に伝える」ことを、

相手のためだと思っています。

ですが男性の問題指摘は、女性にとって「否定」改善点は「余計なアドバイス」となり、

妻側は「私の気持ちなんてどうせ分かってくれない」と不愉快に感じます。

どちらが悪いではなく、何度も言いますが「会話の目的」が違うから起こる悲劇です。

でも、じゃあなぜ夫に会話を持ちかけるのかと言うと、

妻は「あなた(夫)なら、分かってくれると思ってたのに」と期待しているからです。

それだけあなたの事を好きで、あなたなら気持ちをわかってくれると思っているからです。

なので「女性は会話に正解を求めてるのではなく、共感を求めている」と念頭に置く。

アドバイスしたいなら「共感した後」に「こうすればいいんじゃない?」と言えば、

案外あっさり聞いてくれます。

カエデ

先に「問題指摘やアドバイス」をしたら、妻は心を閉ざしてしまいます。

「女性の会話には共感が大切」これは本当です。

p47「母と娘にも女女問題がある」

4歳頃の娘と妻がケンカして、妻がヒステリックに怒っているか、

娘がひどい癇癪を起して大変な事になっているって状況、見たことないですか?

本にもある通り、4歳頃の女の子には「一人の人間である」と言う自我が芽生えるので、

「母親の言う事に反抗し、自分の意思をつらぬき通す」時期がやってきます。

ですが母親は娘の事を「自分の子供。だからしっかりしつけないと」と思ってますので、

言う事を聞かない娘に対して「何で言う事聞いてくれないの!?」って思います。

なので娘も妻も「気持ちをわかってくれない」同士がケンカしてしまいます。

ですが父と娘は別。娘は「父に気に入られたい」と思っています。

なぜなら異性の親だから。「お父さんには良い娘でありたい」って思うみたいです。

なのであなたにはあまり反抗しないのではないでしょうか。

なので娘は「妻(母親)」と「夫(父親)」の前では態度が違うんだと、

頭の片隅に覚えておいてもらえると嬉しいです。

本にもある通り、妻と娘が対立した時には、味方になるべきは「妻」です。

「娘の気持ちは分かるけど、お母さんの気持ちも考えてみて」

「お母さんの言う通り今はこれをやるべきだと、お父さんも思うよ」と、

気持ちのクッション役を果たしてくれると、どちらの気持ちも納まると思います。

カエデ

「娘の気持ちも理解し、かつ妻の味方になること」が大切です!

妻のトリセツの批判・炎上について

批判・炎上騒ぎになった過程

日本テレビ「スッキリ」で「妻のトリセツ」が取り上げられた際、

本の内容の一部分だけが取り上げられ、その放送内容を見た視聴者が、

「女性って非常にめんどくさい」と感じ、ネットで騒ぎになったようです。

その一部分とは、本のP96「心と裏腹な妻の言葉を翻訳すると…」と言う部分。

ケンカした時「あっち行って!」

 →本音:あなたのせいでめちゃくちゃ傷ついたの!謝って!慰めて!

妻に怒っている理由を聞いた時「なんでもない!」

 →本音:私、怒ってるんですけど?放っておく気なの?

夫が妻に不満を言った時「全部私が悪いんだよね…」

 →本音:え!?それって私が悪いの?私のせいなの?あなたのせいでしょ。

つまり、女性は「言った言葉」と「本音」が全く逆である、と紹介されています。

ただし、これはかなりひねくれてしまって、素直になれない女性の例だと思います。

番組を見た妻側からも「こんなんじゃない」って声があったそうです。

カエデ

確かに…私もそこまでひねくれてないと思いました。

この批判・炎上騒ぎについてまとめたブログには

『極度にワガママで共感を求める妻に、

夫は懸命にご機嫌とりをする奴隷になるべきなのか?

夫のストレスが増えるばかりで、幸せになれるとは思えない』と書かれています。

批判・炎上について私の意見

確かに、妻の言動一つ一つに「裏があるんじゃないか」と感じていたら、

夫は家で安らぐことなんて到底できませんし、毎日気疲れしまいますよね。

「夫ばかり妻を気にかけなくちゃいけないの?」って思ってしまっても仕方ない。

ですが女性と言っても、繊細な女性もいるし、おおらかな女性もいるし、

男性的な女性もいますし、お姫様思考の女性もいます。

なので本のすべてがあなたの妻に当てはまるとは限りません。

つまり「本の内容を全て叩き込んで完璧にやってくれ」とは妻側も思っていません。

ただ本にもある通り女性は「察する・会話に共感してくれる

気にかけてくれている様子を見せてくれている」ってことに愛情を感じます。

余裕がある時だけでもいいので、本の内容を少しだけでも取り組んでみてくれたら、

それだけでも妻は嬉しくなれますので安心してください。

「名言」と思った部分

妻のトリセツの第2章④「それでも別れない方が良い理由」は、

「妻との関係がうまくいってない、もう別れた方が良いのかな」

って悩む夫に読んでもらいたい部分です。

女性は「察する」ことが得意です(逆に男性は苦手です)

女性は昔、男性たちが狩りに出ている間、

集団生活で他の女性と協力しながら育児をしていました。

育児は「赤ちゃんのどんな些細な変化でも見過ごさない」と言う力が必要、

そして他の女性と協力して家事育児をこなすために「他人との共感」が大切でした。

なので女性は共感・察する力に長けているそうです。

この女性の「察する力」は愛の証であり、

口うるさくいろいろ言われるのも、それほどあなたの事を見ているからです。

いろいろ言われているうちは、妻はあなたの事を見守り、あなたを影から支えています。

本の最後に「離婚男性の病気死亡率」について触れられてますが、

離別した男性は妻がいる男性に比べ、糖尿病は10倍・肝疾患8倍以上にもなるそうです。

それほど「妻が夫に色々気にかけて食事をつくり、不摂生を注意してくれている」から。

なので妻は夫に「自分の気持ちに共感してもらうこと」を求めており、

その代わりに「大切な人のささいな変化も見逃さない」ことを愛情として返しています。

長くなりましたが、最後にあなたへ質問させてください。

  • もし、今の妻と別れたら、自分はまともな生活を送れるか?
  • 今来ている服や食べている者、身の回りの掃除は誰がやっているか?
  • 自分の子供をお腹の中で10ヶ月守り、今も育ててくれている人は誰か?
  • 「仕事して稼いできているから文句ないだろう」と思っていないか?
  • 妻との会話の時間や、日頃の感謝を伝えることを怠っていないか?

もし「ヤベェ…」と思ったら、ぜひ妻のトリセツを読んでみてくださいね。

まとめ

女性である私からみても、女性の心は複雑でめんどくさいって思います。

ですが女性の「察する力」や「気持ちに共感する心」というのは女性の長所でもあります。

なので夫の不摂生を「意識しなくても」防いでいたり、

子供の心に優しく寄り添い、ささいな変化も見逃さないんです。

妻とこれからも平和に暮らしていきたいなら、妻のトリセツは読んだ方がいいですよ。

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