閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
頑固な4歳娘を育てています。
『なんでうちの子は、親の言うことを素直に聞かないの!?』
私もめちゃくちゃ悩みましたし、ガミガミいう事だって何度もありました。
娘は癇癪を起すわ、私もイライラするわで、なにも良いことなかったです。
実はガミガミ言うと逆効果になる子もいるんです。(私の娘はそのタイプでした)
子供への接し方を変えると、親も子もストレスフルな生活から解放されますよ。
私の体験談と私がおすすめする子育て本を紹介します。
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/07/obsession-320x180.jpg)
子供がわがままで疲れた!ストレスでイライラ!
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/women-tired.jpg)
私の娘は「超」が付くほど、我が強いタイプです。
親が「やりなさい」と言ったら「やらない!」と返ってきますし、
くどくどお説教すれば「お話聞かないモード」に入ります。
「イヤ!イヤ!イヤ!…」で、親の話を本当に聞いてくれません。
自我がめばえ始めた2歳頃から、ずっとこんな調子です。
「ちょっとくらい親の話を聞いてよ」と、もう何回思ったことか…。
話を聞いてくれないとストレスですし、本当にイライラしますよね…。
怒りってエネルギーを使いますし、怒りを抑えるためにもエネルギーを使うそうです。
なので「言う事を聞かせよう」と思うと、親はたくさんエネルギーを使います。
だから子供と話しているだけなのに疲れちゃうんですよね。
「はぁ…なんでうちの子はこんなに頑固なの?」と何度思ったことか…。
最近は「幼稚園に行きたくない」を繰り返してます。
幼稚園に行くことの大切さを言っても、全く聞いてくれません。
「行きなさい」と言ったら、布団の中にこもってしまうことも…。
特に母親の言うことは聞かない!可愛くない
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/women-tired2.jpg)
それになぜか「父親の言うこと」はよく聞くんですよね。
明らかに、私と夫の前では反応が違います。
だから「もしかして…私ってなめられてる?」と思ったこともあります。
色々調べてみたところ「なめられている」わけではないそうです。
「お母さんの言う事を聞かない」理由を2つお話しします
①お父さんに気に入られたい
理由の1つめは、子供が娘の場合は、父親が「異性の親」だから。
女の子は「お父さんに気に入られたい(愛されたい)」と思っています。
反面、母親は「友達もしくはライバル」と思っています。
なので「お父さんの言うことは聞くけど、お母さんの話は聞かない!」
ってことはあるようです。
長女(第一子が女の子)の場合は、頑固になることが多いようです。
私の娘も長女(一人っ子)です。
そういえば私も長女ですが、たしかに頑固ってよく言われます。
10,性格はいかに作られるか-長女の扱い方/99,7,1ーー芸術による教育の会研究ノート
②お母さんなら素の自分が出せる
もう一つの理由は「お母さんだったら本当の自分を出していいから」
全ての父親がそうではありませんが、やっぱり父親は「怒ると怖い人」ですよね。
なので「お父さんにわがまま言ったら何て言われるか分からない」と、
お父さんには本当の自分を隠してしまうようです。
一方、お母さんなら「どんな自分でも受け止めてくれる」と思っています。
「本当に伝わる言葉かけ」と言う本の200ページ目に、このように書いてあります。
子どもが母親に対してわがままなふるまいをしがちなのは、「本当の自分を受け入れてくれるのはママ」だと思っているからです。(中略)
「パパの前では出せない怠けた自分」を一番信頼している人の前で出すのです。
子どもが笑顔で動き出す 本当に伝わる言葉がけ より引用
なのでお父さんの前では「いい子」だけど、母親の前ではわがまま放題。
だから「お父さんの言うことは聞くけど、お母さんの話は聞かない!」
ってこともあるようです。
事情は分かったとしても「面白くない」って思っちゃいますよね。
母親って損な役回りだなって、ちょっと思ってしまいます…。
なぜ言う事を聞かない?原因と理由
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2022/11/kindergarten-rejection4.jpg)
先ほど紹介した「本当に伝わる言葉かけ」と言う本には、
子供が「親の話を聞いていない時」は3パターンあると書かれています。
- 聞かない…本人に「何らかの意思」があって聞かないようにしている
- 聞けない…やり方が分からない、どうしたらいいか分からない
- 聞こえてない…心が別のことに向かっていて、親の言葉が耳から入ってこない
③「聞こえてない」場合
③「聞こえてない」は、テレビ・ゲームを見ている時など「心有らずの状態」
なのでそんな時は何を言っても「聞いていません」。
ただ「タイミングが悪かっただけ」という可能性があります。
私たちが「ドラマに集中している時」と同じです。
「その話、今じゃなくてもいいんじゃない?」って思いますよね。
でもドラマが終わったら、ちゃんと話をききますよね。
②「聞けない」場合
②「聞けない」は、言われているのは分かるけど「何をしたらいいか分からない」
「ちゃんと片付けなさい」と言われても、片付け方が分からない時などです。
「ここの箱にしまってね」と具体的に言うと、聞いてくれる可能性があります。
夫から「家でもちゃんとした格好でいろよ」と言われたら
「ちゃんとした格好って何?どんな格好よ」って思いますよね。
それと同じで、子供も「ちゃんと」の意味が分からないらしいです。
①「聞かない」場合
①「聞かない」の場合は、言うタイミングや言い方の問題ではありません。
有名な言葉に『「他人と過去」は変えられない』というものがあります。
つまり子供が「聞かない」と決めているなら、親が何を言っても聞かないです。
なのでどんなに口うるさく言っても、スルーされてしまいます。
子供が「親の言うことを聞かない」理由には、子供なりの事情があるようです。
- この事は自分で決めたいから「何を言われても聞かない」
- 親からガミガミ言われるから「もう聞きたくない」
- 親に何を言ってもわかってくれないから「もう言わないし聞かない」
さらに子供の性格は、幼少期に「すでに出来上がっている」そうです。
そして性格は基本的に変わらないのだとか。
なので「頑固で意地を張る」子の場合は、それは基本的に「変わらない性格」です。
なので頑固な子に言う事を聞かせようと思っても、親も子もストレスになるだけです。
それよりも「頑固で意地を張る性格を活かす子育て」をした方が良いかもしれません。
しつけの権威であるマッケンジー博士も、「育児の悩みは、変えられないものを変えようとして疲労困憊、自信喪失をしているケースが非常に多い」と指摘しています。
わが子の個性が分かる!持って生まれた「9つの気質」を知ると子育てが楽になる | SHINGA FARM
どうすればいい?頑固な子供への対処法
私の娘も「自分で決めたことは、やり通したい」と思う性格です。
親であっても、だれかに指図されたり、考えを曲げられるのが嫌なタイプ。
そんな「頑固で意地を張る子」の場合は、
親は「子供と一緒の目線に立ち、子供を見守る」スタンスに変えると楽になれます。
娘が決めたことがうまくいったら、一緒に喜びますし、
娘が決めたことでうまくいかなかったら、一緒に悲しみます。
そして「なぜうまくいかなかったのか」一緒に考えて次に活かします。
親と言うよりも「大切な友達」の感覚で、接するようにしました。
すると娘も、私の話を聞いてくれる機会が前よりもグンと増えました。
親と子供でなく「一人の人間として」対等に接してほしいと思っているみたいです。
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/mother-tired.jpg)
親はつい「子供に苦労・失敗してほしくないから」と思って、
先の事を予測して、アレコレ口うるさく言ってしまいがちです。
私も心配性なので、つい娘に対して過干渉・過保護になってしまいます。
親が子供の「転ばぬ先の杖」になっちゃうんですよね。
でも子どもの立場からすると「自分で決めたいから言わないでほしい」と思うようです。
だから聞き耳を持たなくなるんですよね。
親は「聞いてないのか!」と思ってガミガミ言うと、さらに殻にこもっちゃいます。
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/mother-child.jpg)
でも子供にはたくさん挑戦させて失敗させた方が、たくさん成長できるのだそうです。
なので良いことも悪いことも子供に経験させた方が、子供のためになります。
「可愛い子には旅をさせよ」と言うことわざがありますよね。
自分で考えて、自分で行動を決められる子にさせたいなら、
失敗も成功も含めて、色々体験させてあげた方が良いらしいです。
「こうなるかもしれないけど、それでもいい?」
「こうした方が、こんな良いことがあるよ?」など、
先の展開は話しますが、行動するかどうかは子供に任せるようにします。
(もちろん「命にかかわる事」や「犯罪になる事」は止めます)
また短所は、裏返すと長所でもあると言われています。
「頑固で意地を張る子」は「自分で決めたいという気持ちの強い子」です。
なので親がアレコレ言わなくても、自分の決めたことなら自分で行動できます。
「他人に流されやすい」時代でも、強く生き残っていける子だと私は思います。
なので頑固な子には、親は「見守るスタンス」で行きましょう。
でも「どうやって声をかけたらいいの?」って思いますよね。
声かけに悩んだら、先ほど紹介した小川先生のこちらの本がおすすめです。
小川先生は「見守る子育て」を勧めている方です。
よくある子供の様子を例に、適切な声かけについてアドバイスしてくれています。
(例:注意しても聞かない、口答えしてくる、遊びに夢中など)
きっと子育てに悩むあなたにも、ためになる情報がたくさん書いてあるはずですよ。
まとめ
「子供が失敗するかもしれない、困るかもしれない」と思って、
親はついついアレコレ言ってしまいますよね。
ですが子供の性格が「頑固」な場合「自分で決めたい」と言う気持ちが強いです。
だからアレコレ言うと「親も子もストレスを抱える」羽目になります。
その頑固さは「変わらない性格」です。
なので頑固な子には「失敗も含めて経験させて、自分で学ばせる」
親は見守るスタンスで行くと、親も子も無駄なストレスを減らせますよ。
見守る子育てで「どう声をかけたらいいのか」悩んだら、下の本をおすすめします。
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/07/obsession-320x180.jpg)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/tyouzyo-ikidurai-320x180.jpg)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/anger-selfhate-320x180.jpg)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2022/07/child-no-word-320x180.png)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/03/kindle-picture-book-320x180.jpg)
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/05/anatagadaisuki-review-320x180.png)