閲覧ありがとうございます。
実家・義実家の援助なし、ほぼワンオペ育児の主婦、はつがカエデです。
育児していると「言葉にならない、心にずっしり来るしんどさ」がありますよね。
子供を見ているだけなのに、なぜこんな感情で悩むんだって、私もずっと思っていました。
そこでこの記事では、育児のしんどさについて真剣に考えてみました。
さらにしんどさを楽にする方法を6つ提案しています。
あなたの気持ちを、少しでも楽にできるお手伝いができれば嬉しいです(^▽^)
▼この記事は次の2冊を参考にして書きました
育児がしんどい理由4つ
- 理想の母親とのギャップに悩む
- 自分を労わる時間が取れない
- 育児は「不安」や「怒り」だらけ
- 夫に育児の辛さを共感してもらえない
①理想の母親とのギャップに悩む
「理想の母親」「いい母親」って言葉、すごく重荷に感じませんか?
私も「子供にとっていい母親でなければ」ってずっと思ってました。
というのも、母親になるのは誰でも初めてです。
だから先輩ママ・保健師・育児書・自分の母親など、経験者の話を参考にします。
でもそこで話されるのは「理想の母親像」です。
(リアルな話ではなく「こうしたほうが子供にとって幸せだ」という理想を語られる)
- 離乳食は全て手作りじゃないとダメ(ベビーフードはダメ)
- 栄養バランスの整った食事を規則正しく食べないとダメ
- 市販のおかしは甘すぎるからダメ
- 授乳中はスマホを見ちゃだめ(赤ちゃんの目を見ておかないとダメ)
- 子供にテレビやスマホを長時間見せちゃダメ
でも育児してると「わかっているけど理想通りにできない」ってことありますよね。
とはいうものの「理想の母親」じゃなきゃいけない気持ちもある。
だから「理想の母親像」と「理想通りにできない今の自分」にギャップを感じます。
そして今の自分では親として失格なんだと自分を責めてしまいます。
②自分を労わる時間が取れない
育児ってガマンの連続です。特にイヤイヤ期はつらいですよね。
- 子供に八つ当たりされても、やり返してはいけない
- 子供に理不尽なことを言われても、怒ってはいけない
- 子供が癇癪を起しても、怒ってはいけない
- 子供が言う事をきかなくても、おどしてはいけない
だからふつふつと出てくる感情をガマンして、子供に優しく接しようと頑張ります。
でもそのガマン、ずっとため込み続けているとしんどいですよね。
自分の思ったことと反対の事をしているのですから、しんどいと思って当然です。
もし大人が同じことをしてきたら、怒って言い返したくなる内容です。
子供だから仕方ないって、大目に見ている感じですよね。
そのガマンしたストレスを解き放つために「自分の時間」ってものが必要です。
自分の時間=自分のやりたいことができる(ガマンしなくていい)時間だからです。
でも子育て中は思い通りに自分の時間が持てない。結局ガマンする羽目に…。
③育児は「不安」や「怒り」だらけ
子供が小さいころは「不安」や「怒り」だらけの毎日です。
子供は放っておくと何をしでかすかわからない危うさがあります。
だから子供の事をずっと見ておかないといけませんよね。
それに子供は癇癪をおこす・八つ当たりすることもあります。
なので親がサンドバッグ代わりになることもあります。
当然イライラしますよね。
こうした不安や怒りは「感情疲労」を起こします。
心は「子供の事でいっぱい」だし、体は「心臓がドクドク、呼吸が浅く」なります。
つまり心と体の両方がつねに緊張状態だから疲れるんです。
でも子供のためと思って、ひたすらガマンするしかないのが辛い…。
④夫に育児の辛さを共感してもらえない
女性は話を聞いてもらって受け入れてもらうこと(共感)でストレスを解消します。
でもこのご時世ですし、他の女性と話す機会がグッと減ってしまいましたよね。
それに共感どころか、マウントなんてされたら余計にストレスになるだけ。
以前と変わらず気軽に話ができるのは、同じ家に住む夫だけです。
でも男性は女性ほど共感する能力がありません。
「夫なら気持ちを受け入れてもらえるはず」と期待すると、撃沈することが多いです。
なぜなら男性の会話の目的が「共感」ではなく「問題解決」だから。
なので「つらい」と話しても「こうすればいいんじゃないか」「ここが悪かったんじゃないか」って言います。
そういわれると「共感してもらえない(気持ちを受け入れてもらえない)」って感じます。
つまりお前が悪いって、否定されたように感じるんですよね。
なので「夫に会話するだけ無駄」と思い、ついガマンしてしまいます。
育児がしんどい理由の結論
育児のしんどさって「自己否定」と「ガマン」が原因だと、私は思います。
- 理想通りにできない自分を責める(自己否定)
- やりたいことをせず、やりたくないことをする(ガマン)
要するに、自分を下げて・自分の考えとは逆の事をしている。
つまり自己肯定感(ありのままの自分でいい心)を下げることばかりなんですよね。
それに日本人の「我慢が美徳」も良くない。
みんな「努力すれば報われる」「我慢すればなんとかなる」って思い込んでます。
でも努力・我慢しても何とかならない事ってあります。
うつは頑張りすぎた結果(ムリをし続けた結果)とも言われているからです。
自己肯定感が下がると、このような状態になります。
- 挑戦に対しておくびょうになる(例:転職、面接など)
- 他人と比較する、劣等感が強くなる
- 「できない」と決めつける(自分を信じることができない)
- まわりに依存する(自分で決められない)
- 人のために頑張れない(自分なんて役に立たないと思う)
あなたも上の項目を見て、ドキリとしませんでしたか?
もしかしたら、自己肯定感が下がっているのかもしれません。
余裕をもって子育てするためには、子供を大切にする前に、自分を大切にすることが大切です。
「無表情」「笑えない」も、しんどい気持ちを我慢しているサインかもしれませんよ。
育児が気分的に楽になる方法6つ
育児の辛さは「自己否定」と「ガマン」と言いました。
だからありのままの自分でいいと信じ、ガマンを減らすよう心がけましょう。
自分を下げる・耐える、ではなく自分を上げる・耐えなくていい状況にする。
自分を大切にするよう心がければ、自己肯定感が上がって気持ちが楽になるはずです。
女性のストレス対処法TOP3は「相談・楽観・趣味」です。
なのでこの3つをベースに、楽になる方法を6つ考えてみました。
- 夫に「アドバイスはいらない」と前もって言っておく
- 辛い気持ちをTwitterに吐き出す
- 趣味をする・自分の気分が上がることをする
- キラキラSNS、不安をあおるニュースは見ない
- 過去の自分が「自分の首を締めてないか」見つめなおす
- 自分をほめる、睡眠時間をしっかり確保する
①夫に「アドバイスはいらない」と前もって言っておく
夫と会話すると、会話の目的が共感ではなく問題解決(アドバイス)になります。
だから前もってこう言っておきます。
「今からする話にアドバイスはいらない。ただ話を聞いて共感してほしい」
そうすれば余計なアドバイスをもらう事はないはずです。
夫に「なんで?」って言われたら
「今は話をただ聞いてほしいって気分なの。話を聞いてもらったらスッキリするから」
と、会話する目的を伝えれば納得するかと思います。
▼夫はなぜ共感ではなくアドバイスしてくるのか、この本を読めばわかります
②辛い気持ちをTwitterに吐き出す
夫に気持ちを吐きだせないなら、Twitterに書き込みましょう。
「こんなママでごめんね」から卒業する本の84Pには、このように書かれています。
ウ〇コを出さなければ便秘になって体調が悪くなるように、<マイナスの感情>も溜めたまま出さなければ、調子が悪くなるのも当然なのです。
この1文を見て、私も「そりゃそうだよな」って思いました。
なので辛い時は周りを気にせずTwitterへ書き込んだら良いと思います。
いいねやコメントをもらえたら、共感してもらったようで嬉しくなりますよね。
「クソリプ(非難する・ケンカをあおる返信)」がくる可能性もあります。
付き合う人は選べるので、ミュート&ブロックしておきましょう。
③趣味をする・自分の気分が上がることをする
自分の趣味をすることもストレス解消に役立ちます。
でも趣味が一つだけだと、それができなかった時に解消法がなくなります。
なのでたくさん趣味があったほうがいいですね。
とはいうものの、趣味なんていくつもないって方もいるかもしれません。
なので「これをすると自分の気分が上がる」ものをたくさん作っておきましょう。
気分が下がりそうな時は「上がるもの」をやってみると解消できるかもしれません。
ワンオペ育児で時間を捻出できないなら、YouTubeを見ててもらってもいいと思います。
子供が楽しんで見ているなら、罪悪感を抱く必要なんてないです。
ただ見続けてしまうと視力の問題があるので、時間は管理した方が良いかも。
▼こちらの記事も参考にどうぞ
④キラキラSNS、不安をあおるニュースは見ない
「ありのままの自分ではいけない」と思わせる物を見ないようにしましょう。
いわゆるキラキラSNSです。
そうなりたい自分とそうなれない自分のギャップで苦しむ羽目になります。
見るのが辛い時は「それを見ないようにする」よう心がけましょう。
そして気分が下がっている時は、不安をあおるようなニュースを避けましょう。
落ち込んでいる時は「負の出来事」を無意識に集めやすくなっています。
(心理学では「感情一致効果」というそうです)
なので「見る気分じゃないな」と感じたら見ないようにしましょう。
逆に「自分が楽しくなれるSNSやテレビ」はいいと思いますよ!
⑤過去の自分が「自分の首を締めてないか」見つめなおす
- 子供はいい子でなければならない
- 子供は親の言う通りにしなければならない
- この年でこれができなければならない
- 上の子は下の子に優しくなければならない
- たくさん習い事をして勉強させなければならない
子供に対して「~なければならない」と言う思い込み、ありませんか?
その思い込み、実は過去の自分が負った心の傷が原因かもしれません。
でも子供と自分は別の人間です。思い通りにならなくて当たり前。
それを「子は思い通りになる」と勘違いしていると、親も子も不幸になります。
なので一度、過去の自分が「自分の首を締めてないか」見つめなおしてみましょう。
▼くわしくはこちらの記事でお話ししています
⑥自分をほめる、睡眠時間をしっかり確保する
結局のところ、自分を大切にできるのは自分しかいません。
夫、子供、周りの人達に「私を大切にしてほしい」と求めている=その人に依存しています。
その人が「期待通りにしてくれない」と、裏切られたように感じて落ち込んでしまいます。
なので「期待を裏切らない」自分を褒めるようにしましょう。
自分は頑張っていると思うなら、素直に自分をほめてあげましょう。
自分で自分の気分を上げられることが、他人の依存からの脱却だと私は思います。
そして睡眠不足は本当に良くないです。
睡眠不足は自分を大切にしていないのと同じことです。
しんどいと思ったら寝る・横になる。それが自分を大切にするという事です。
うつと睡眠不足は関係があるので、6~8時間は睡眠時間を確保したいですね。
子供が小さい頃は、思い通りに寝られないこともありますよね。
夫や親など、周りに助けてもらう事も考えてみてください。
それが無理なら家事の負担を減らしてOKです!
家事サービス、宅食、ネット通販、便利家電に頼りましょう。
▼私はnosh(宅食サービス)をやってみました!
まとめ
育児がしんどい原因は「自己否定」と「ガマン」が重なっているからかもしれません。
ちょっとしたイライラ事でも爆発しそうなら、まさに限界を超えそうな状況なのかも。
他人に「大切にしてもらえること」を期待すると、裏切られたときの反動が来ます。
なので自分の気分をあげる、ガマンしないなど、自分で自分を大切にしてみましょう。
そうすれば心が満たされて、自然と心の余裕が生まれるはずです。
ちょっとしたイライラごとも、冷静に受け流せるようになりますよ。
シャンパンタワーの法則で、自分が満たされたら他人にも優しくなれるそうです。
夫や子供に当たりそうと思ったら、気分的に楽になる方法を試してみてくださいね。
▼いいツイートがあったので貼っておきますね
▼この記事は次の2冊を参考にして書きました