閲覧ありがとうございます。5歳娘を育てる主婦のはつがカエデです。
娘は年少で登園しぶりがありました。ですが年中の初めは登園できてました。
子供が突然、登園を渋りだしたら焦りますよね。
親は「なんで?どうして?」って不安に思うと思います。
わが家の場合は「お友達にけがをさせられたから」が原因だったようです。
子供の中には五感が敏感で、人の顔色をうかがい、過去を引きずってしまうという
HSCの子が5人に1人いると言われています。私の娘も多分そうです。
「原因不明の不登校の8~9割がHSCではないか」という説もあるのだとか…。
ですが「理不尽な目に合う」事は今後もありうる話ですし、
いつまでも殻にこもっているわけにもいきません。
娘の気持ちに寄り添いつつ、前向きに登園できるように支えてあげたいと思っています。
▼HSCの子の「自己肯定感を育む大切な10のこと」が書いてあります
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/06/hsc-320x180.jpg)
登園しぶりの傾向は年少からあった
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2022/11/kindergarten-rejection2.jpg)
娘は年少から登園しぶりの傾向がありました。
なんというか「家が落ち着く」から幼稚園に行きたくない。
幼稚園は「楽しくない」けど行っていると言う感じでした。
特に寒い冬は登園しぶりがひどかったです。3学期はほぼ休んでました。
娘はおそらくですがHSC(繊細さんのこども版)なのだと思います。
HSCは「5人に1人」の比率で存在するそうです。
こういう傾向があるなら、もしかしたらHSCかもしれません。
こだわりが強くて癇癪もちで、すねやすくて意地っ張り。
正義感も強くて、白黒はっきりつけたがる。
完璧主義で、失敗したらこの世の終わり。
人見知り、場所見知りで、席替えやクラス替えなど環境変化にとっても弱い。
すぐに驚くビビりのくせに、急に哲学的なことを喋りだしたり、親の心を読んでみたり。
【第104号】「繊細な子ども『HSC』ってどんな子?」 市民活動グループほくせつマメの木 熊川 サワコ―大阪市
娘も上記の傾向にとても当てはまります。
「人の気持ちに共感する優しさがある」のに「こだわりが強くて意地っ張り」なんです。
さらに五感が敏感で、人が多い所に行くと「疲れた」と言って帰りたがります。
「原因不明の不登校の8~9割がHSCではないか」という説もあるそうです。
そして「自分のことは二の次にして、他人を優先してしまう」という事もあり、
幼稚園では「良い子」としてふるまってしまうようです。
なので「良い子としてふるまわないといけない幼稚園」は気疲れしてしまうみたいです。
ただ、幼稚園が「子供の自主性を大切にし、子供の好きなように遊ばせる、
娘のペースに合わせてくれる」良い園なので、先生も娘に寄り添ってくれています。
さらに「仲のいい友達」も、何人かできたみたいです。
年少3学期の寒い冬はほぼ休んでましたが、
暖かい春頃になって、年中に進級してから登園できるようになりました。
多分HSCの子は、暑い寒いも過敏に感じ取ってしまうのかもしれません
友達にけがをさせられて、ひどい登園しぶりが始まる
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/02/mother-child.jpg)
ただ年中のある日、お友達にケガをさせられてから登園を渋るようになりました。
その渋り方も「年少に比べるとひどい」から困ったものです。
「行こうね」と言ったら、上の写真のように耳をふさいで逃げてしまいます…。
幼稚園のある朝は起きてきませんし、朝の支度もギリギリ。
少しの体調不良でも、少しのケガでも「そのせいで行けない」と言い張ります。
かろうじて幼稚園バスのところまで連れて行っても、バスに乗りたがりません。
無理やりバスに乗せて、何とか行ってもらっている状況です。
ケガをさせられた理由は「お友達の良くない行動を注意したから」
皆で飼っている虫かごをひっくり返そうとしたお友達を注意したら、
そのお友達に噛まれてしまったようです。(名前をAくんとします)
なので娘が「幼稚園行きたくない」って思う気持ちもわかります。
特に「正義感」の強い娘は、自分の行った行動に、相手から攻撃として返ってきたことに、
「許せない」と言う気持ちで、今でもいっぱいになっているようです。
家では「A君が救急車で運ばれた」「○○に食べられたらいい」と恨み節炸裂!
HSCは過去の事をいつまでも引きずる傾向もあるそうです。
登園しぶりに困ったので、幼稚園の先生にも相談しました。
「Aくんが行ったことは良くないことで、行きたくなくなる気持ちもわかる」
「幼稚園が楽しくて安心できるところと思えるように、サポートしていきます」
と、とても理解のある先生方で、この幼稚園で本当によかったなと思っています。
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親もしんどくてつらい
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2022/08/satogaeri-gihaha.jpg)
『登園しぶりが始まったら「行きたくない」子供の気持ちを受け止めてあげる。
そして休ませて、子供とたっぷりスキンシップをとる。
そうすれば心が充電できて登園できるようになる』
…と、どこの本やサイトを見ても、ほぼそのように書いてあります。
ただ、それができるなら親は苦労しないんですよね。
親も「受け止めてあげたいけど受け止めてあげるほど余裕がない」から辛い。
ワンオペ育児・両親の援助がない・共働きとなると、そこまで受け止めてあげられない。
「親にも余裕がなければ」子供の気持ちを受け止めきれないんですよね。
なのでどうしても「幼稚園行ってよ」って気持ちが出てきてしまいます。
あなたのその気持ちはすごくわかります。私もそうですから。
私も「幼稚園の時間が唯一の自分時間」なので、休まれると正直困ります。
(家では私にべったり、両親には頼れない、夫も仕事で忙しいという状況なので…)
ただもしあなたのお子さんがHSCなのだとしたら、
「幼稚園に行ってくれない」イライラや不安が、子供に伝わってしまうかもしれません。
HSCは人の気持ちに共感し、顔色をうかがう特徴もあるからです。
そうなると子供は「親は気持ちをわかってくれない上に、行かないと嫌われる」
と思い「行きたくない辛い気持ち」を押し殺してしまう可能性もあります。
今後「幼稚園で何か辛いことがあっても隠してしまう」とか、
「無理やり行かせた反動で、家では癇癪を起したり暴れたりする」可能性もあります。
こうなると親子関係も悪くなり、悪循環になってしまいますよね…。
自治体の「親子心理相談」に電話してみましたが、
予約いっぱいで、半年後しか予約が取れない状態でした。
「親子のサポート」が圧倒的に不足してますよね。
HSCの登園しぶりが少しでも良くなるように
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2022/09/kindergartenbus2.jpg)
とはいうものの、幼稚園であったことは、今後もありうることです。
小学校でも、中学校でも、社会人でも、色んな人がいますもんね。
「理不尽な攻撃」は、社会で生きていたら必ず遭遇します。
それを避けて生活することはおそらく無理です。
親がずっと「他人からの攻撃」から子供を守ることはできませんし、
それでは子供なりに考えて対処するという「自立」ができなくなってしまいます。
ここは「(大人が心の支えとなって)本人が乗り越えるところ」だと私は思ってます。
なので一緒に不安がったり、叱って無理やり連れていくのではなく、
「行きたくない気持ちには共感するけども」登園できるように前向きに促すよう、
サポートしていきたいと思っています。
HSCの子が自信を持てるように、どう接したらいいか分からないという方は、
子育てカウンセラー・心療内科医の明橋大二さんの書いた
▼『HSCの子育てハッピーアドバイス』がおすすめです。
漫画と絵で説明してくれてあるので読みやすいですし、
HSCの子の「自己肯定感を育む大切な10のこと」が書いてあります。
「今のままではダメ!」ではなく「ありのままで大丈夫だよ」と言うスタンスで、
子供の成長を見守り、支えていってあげたいですね。
まとめ
子供が登園しぶりを渋りだしたら焦りますよね。
しかも「突然渋りだした」場合、なんで?どうして?って思うと思います。
わが家の場合は「お友達にけがをさせられたから」が原因だったようです。
子供の中には五感が敏感で、人の顔色をうかがい、過去を引きずってしまうという
HSCの子が5人に1人いると言われています。私の娘も多分そうです。
「原因不明の不登校の8~9割がHSCではないか」という説もあるのだとか…。
ですが「理不尽な目に合う」事は今後もありうる話ですし、
いつまでも殻にこもっているわけにもいきません。それでは心が成長しません。
娘の気持ちに寄り添いつつ、前向きに登園できるように支えてあげたいと思っています。
▼HSCの子の「自己肯定感を育む大切な10のこと」が書いてあります
![](https://www.kaede.blog/wp-content/uploads/2023/06/hsc-320x180.jpg)
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